民度
調布店
庄司俊輔のブログ
今日の日本国内で生活をしておりますと、一昔前と比較しての相違点が非常に多くあります。主に、コンプライアンス関連につきましては、メディア等でよく取り上げられますが、昭和と現在の相違点がよく話題になっています。
コンプライアンスを遵守する事により様々な立場の人々の人権などを守ることが重要な事は十分に認識しております。ただ、昨今、このような世の中の流れを見ていて強く感じる事が、モラルの低下、それがしいては民度の低下に繋がっているのでは、と感じてしまいます。
大きな国際的なスポーツ大会の会場などで時折、日本人観客が観戦後のごみ捨てなどが世界的に称賛されている事をよく目にしますが、日本人の民族性がすれば「当たり前」の事で、特別な事ではないという認識ではないでしょうか。根幹にあるのは、幼少期に「人に迷惑をかけてはいけない」という事を強く教えられてきたからこそではないでしょうか。
最近で最もひどいと感じるのは「~ながらスマホ」です。傘をさしながら、ターミナル駅混雑時のホームでの歩きスマホ、子供を乗せた自転車運転中のスマホなど、毎日、当たり前のように目にする事が他人へ傷害を与えたり、時には命にかかわることに繋がる可能性がある事という認識に欠けているように感じます。
特にホームや電車内では駅員さんが何度も何度も歩きスマホをやめるように注意喚起のアナウンスが流れている最中、あたりまえのように歩きスマホをしている方が大勢いる状況を目にすると、民度の低下を感じざるを得ません。
歩きたばこのように、抑制のための罰則を設けなければならない事なのでしょうか。そのような国になってしまうと、海外の国々となんら変わらない、法律上でしか物事を考えられず、モラルや気遣いというものがどんどん失われていってしまいます。大好きな国だからこそ、その中にある民度を国民1人1人が意識していかなければならないと思うのですが、皆様はどのようにお考えでしょうか。