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【2023年4⽉発表】中古木造一戸建て住宅平均価格月別推移

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東京カンテイ プレスリリース / 中古木造一戸建て住宅平均価格     2023年4月6日

主要都市圏・主要都市別/中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移

3月 首都圏の中古一戸建て平均価格は前月比+0.4%の3,849万円 東京都が連続下落

近畿圏は-7.7%の2,707万円と反転下落 中部圏も-1.5%の2,479万円で反転下落


  • 首都圏

3月の首都圏新築小規模一戸建て住宅の平均価格は前月比-1.1%の5,226万円と反転下落した。都県別では東京都が-1.9%の6,454万円と下落に転じた。神奈川県は+2.0%の4,773万円と反転上昇。千葉県は-1.0%の4,257万円と2ヵ月連続で下落した。埼玉県は-2.5%の4,187万円と3ヵ月連続の下落となった。神奈川県のみ価格が上昇し、昨年10月の下落基調以前の価格を上回った。千葉県と埼玉県は、前年同月比ではプラスを維持したものの下落が続いている。

  • 近畿圏

近畿圏(2府4県)の平均価格は、前月比-7.7%の2,707万円と大きく反転下落した。主要府県では大阪府は-6.0%の3,030万円で2ヵ月連続の下落。兵庫県は-9.3%の2,652万円と、同じく2ヵ月連続で下落した。京都府は-5.5%の3,323万円と再び下落に転じた。近畿圏は3月、全府県で価格が前月比5%以上下落し、全体でも下落に転じた。

  • 愛知県

愛知県の平均価格は+0.5%の3,132万円と2ヵ月連続で上昇した。一方、中部圏(4県)全体では-1.5%の2,479万円と反転下落。前年同月比は-0.4%となっている。

  • 宮城県・福岡県

宮城県の平均価格は-0.1%の2,609万円と3ヵ月連続の下落だが、下落幅は徐々に縮小している。前年同月比は+4.7%。

福岡県の平均価格は+1.0%の2,549万円と3ヵ月連続上昇。前年同月比は+12.3%と、2桁上昇が続いている。

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●主要都市の平均価格動向

東京23区は前月比-7.3%の10,162万円と反転下落。都下は-3.5%の4,027万円と2ヵ月連続で下落した。横浜市は+3.5%の4,985万円と2ヵ月連続の上昇。川崎市は+1.4%の5,007万円と再び上昇に転じた。相模原市では+5.6%の3,133万円と反転上昇。千葉市は-0.7%の3,061万円と2ヵ月連続の下落となった。さいたま市は+8.3%の4,538万円と2ヵ月連続の上昇。

首都圏の主要都市は都市部では東京23区と都下が下落、郊外部ではさいたま市の大幅上昇が続く。

大阪市は-24.5%の5,349万円と大きく反転下落。ただ前年同月比は+13.3%で、前月の反動と見られる。堺市は-5.3%の2,891万円と2ヵ月連続で下落。神戸市は-9.7%の2,808万円と反転下落。京都市は-4.9%の4,637万円と再び下落に転じた。近畿圏主要都市は軒並み下落しており、府県単位での数字にも反映されている。

近畿圏主要都市すべてで下落した。

名古屋市は-3.1%の3,995万円と下落に転じ、再び4,000万円台を割り込んだ。前年同月比ではプラスを維持した。

仙台市は-2.2%の3,195万円と3ヵ月連続の下落。前年同月比は+4.2%と、上昇幅は小さくなっている。

福岡市は-5.3%の4,147万円と反転下落した。前年同月比を見ても-1.3%と水準を下げている。

●集計の方法

調査対象の条件:①敷地面積100~300㎡の物件 ②最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内の物件 ③木造 ④土地・建物ともに所有権の物件

対象地域

首都圏:東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県

近畿圏:大阪府 兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県

中部圏:愛知県 岐阜県 三重県 静岡県

宮城県 福岡県 赤字はデータ掲出都府県

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本プレスリリースに関するお問い合わせ先︓ (株)東京カンテイ 市場調査部
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