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【2023年5⽉発表】新築小規模木造一戸建て住宅平均価格月別推移

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東京カンテイ プレスリリース / 新築小規模木造一戸建て住宅平均価格     2023年5月10日

主要都市圏・主要都市別/新築小規模木造一戸建て住宅平均価格 月別推移

4月 首都圏の新築小規模一戸建て平均価格は+0.6%の5,256万円 首都圏は反転上昇

近畿圏は+2.7%の3,872万円と反転上昇 中部圏は-1.1%の3,889万円と連続下落


●首都圏

4月の首都圏新築小規模一戸建て住宅の平均価格は前月比+0.6%の5,256万円と反転上昇した。都県別では東京都が+1.8%の6,571万円で反転上昇。神奈川県は-1.3%の4,712万円と下落に転じた。千葉県は+3.4%の4,402万円と2ヵ月連続下落から上昇に転じた。埼玉県は-1.0%の4,145万円と4ヵ月連続の下落となった。東京都と千葉県の価格上昇が、首都圏全体の数字を押し上げた。埼玉県は前年同月比で見れば依然としてプラスの水準だが、下落が続いている。

●近畿圏

近畿圏(2府4県)の平均価格は前月比+2.7%の3,872万円と反転上昇した。主要府県別に見ると大阪府は+4.7%の3,748万円と反転上昇。兵庫県は+2.7%の4,289万円と2ヵ月連続で上昇した。前月4,000万円を超えた京都府は反転下落して-2.7%の3,960万円となった。大阪府が2014年4月の集計開始以降最高価格を記録し、近畿圏全体で見ても最高価格となっている。

●愛知県

愛知県は前月比-0.8%の3,935万円と2ヵ月連続で下落した。前年同月比もマイナスの水準となった。中部圏全体(4県)では-1.1%の3,889万円と2ヵ月連続の下落。前年同月比は-3.1%となっている。

中部圏が前月比、前年同月比ともにマイナスとなった。

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●主要都市の平均価格動向

東京23区は前月比+0.7%の7,031万円と再び上昇に転じた。都下は+4.4%の5,215万円と3ヵ月連続の上昇。2014年4月の調査開始以降、初の5,000万円台である。横浜市は-2.4%の4,950万円と反転下落。川崎市は-0.1%の5,520万円と2ヵ月連続の下落となった。相模原市は+4.2%の4,198万円と上昇に転じた。千葉市は+26.0%の4,232万円と大きく反転上昇となった。さいたま市は+7.1%の4,769万円と4ヵ月連続下落から反転上昇した。

大阪市は+10.3%の4,225万円と反転上昇。堺市も+0.4%の3,437万円と反転上昇した。神戸市は+8.0%の4,651万円と上昇に転じた。一方、京都市は-3.3%の4,092万円と2ヵ月連続の上昇から反転下落している。

名古屋市は+1.1%の4,094万円で2ヵ月連続の上昇となったが、前年同月比は-4.6%だった。

4月は、首都圏では都下の上昇が続き集計開始以降の最高価格となった。千葉市は前月までの反動で大きく上昇している。近畿圏では大阪市が反転上昇し、集計開始以降の最高価格となっている。

●集計の方法

調査対象の条件:①敷地面積50㎡以上~100㎡未満 ②最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内の物件 ③木造 ④土地・建物ともに所有権の物件

対象地域

首都圏:東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県

近畿圏:大阪府 兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県

中部圏:愛知県 岐阜県 三重県 静岡県

赤字はデータ掲出都府県 

宮城県と福岡県は供給戸数が少ないため割愛。

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本プレスリリースに関するお問い合わせ先︓ (株)東京カンテイ 市場調査部
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