【2023年6⽉発表】中古木造一戸建て住宅平均価格月別推移
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東京カンテイ プレスリリース / 中古木造一戸建て住宅平均価格 2023年6月8日
主要都市圏・主要都市別／中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移
5月 首都圏の中古一戸建て平均価格は前月比＋6.1％の3,937万円 東京都は反転下落
近畿圏は＋0.3％の2,728万円、中部圏は＋1.8％の2,531万円で、ともに連続上昇
- 首都圏
5月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比＋6.1%の3,937万円と反転上昇した。平均築年も－1.0年と若返りを見せている。都県別では東京都が－1.0%の6,057万円と再び下落に転じた。平均築年は－0.6年であったが、23区内の高額事例数が前月より減少し、平均価格を押し下げた。東京都以外は軒並み反転上昇し、神奈川県は＋3.9%の4,283万円、千葉県は＋9.2%の2,836万円、埼玉県は＋10.7%の2,941万円となっている。平均土地・建物面積はほとんどの都県で広くなった。
- 近畿圏
近畿圏（2府4県）の平均価格は、前月比＋0.3%の2,728万円と2ヵ月連続の上昇。主要府県では、大阪府は－1.5%の2,988万円と反転下落した。兵庫県は＋7.1%の2,802万円と3ヵ月連続の下落から上昇に転じた。京都府は－14.2%の3,007万円と大きく反転下落した。
- 愛知県
愛知県の平均価格は＋0.3%の3,105万円と再び上昇に転じた。その反面、平均土地・建物面積は前月比で縮小した。中部圏（4県）全体では＋1.8%の2,531万円と2ヵ月連続で上昇している。前年同月比も上昇幅を拡大させている。
- 宮城県・福岡県
宮城県の平均価格は＋0.3%の2,475万円で4ヵ月連続の下落から上昇に転じた。前年同月比は－11.2%の水準となっている。
福岡県の平均価格は－7.4%の2,227万円と2ヵ月連続で下落した。築年数も前月比＋4.2年と築古化している。平均価格の前年同月比は＋5.7%の水準となった。
●主要都市の平均価格動向
東京23区は前月比－6.2%の9,940万円と反転下落し、1億円を割り込んだ。都下は＋6.2%の4,321万円と2ヵ月連続で上昇した。横浜市は4,759万円でほぼ横ばい。川崎市は＋7.8%の5,555万円と3ヵ月連続の上昇。相模原市では＋13.0%の3,504万円と大きく反転上昇した。千葉市は＋7.5%の2,993万円と3ヵ月連続の下落から反転上昇。さいたま市は＋4.2%の3,740万円と上昇に転じた。
首都圏は主要都市、郊外部のほとんどで前月比上昇している中、東京23区が下落し1億円を割り込んだ。
大阪市は－37.8%の4,120万円と大きく反転下落したものの、前年同月比は＋10.6%となっている。堺市は＋8.9%の3,283万円と2ヵ月連続の上昇。神戸市も＋6.6%の2,997万円と上昇幅を拡大させている。京都市は－10.9%の4,362万円と反転下落。堺市と神戸市が2ヵ月連続で上昇する一方、大阪市と京都市が大きく下落した。
近畿圏主要都市は堺市と神戸市の上昇が続く。
名古屋市は－11.2%の4,152万円と反転下落。4,000万円台は維持した。前年同月比では＋12.1%の水準である。
仙台市は＋10.9%の3,324万円と4ヵ月連続下落から上昇に転じた。
福岡市は＋1.8%の3,823万円と反転上昇。前年同月比も＋10.4％に回復した。
●集計の方法
調査対象の条件：①敷地面積100～300㎡の物件 ②最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内の物件 ③木造 ④土地・建物ともに所有権の物件
対象地域
首都圏：東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県
近畿圏：大阪府 兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県
中部圏：愛知県 岐阜県 三重県 静岡県
宮城県 福岡県 赤字はデータ掲出都府県
本プレスリリースに関するお問い合わせ先︓ （株）東京カンテイ 市場調査部
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