【2023年10⽉発表】新築小規模木造一戸建て住宅平均価格月別推移
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東京カンテイ プレスリリース / 新築小規模木造一戸建て住宅平均価格 2023年10月10日
主要都市圏・主要都市別／新築小規模木造一戸建て住宅平均価格 月別推移
9月 首都圏の新築小規模一戸建て平均価格は－0.1％の5,307万円 東京都は反転上昇
近畿圏は－1.1％の3,802万円で反転下落、中部圏は＋1.7％の3,909万円と連続上昇
●首都圏
9月の首都圏新築小規模一戸建て住宅の平均価格は前月比－0.1%の5,307万円と、僅かだが2ヵ月連続の下落となった。都県別では東京都が＋1.4%の6,408万円と反転上昇。神奈川県は－2.2%の4,702万円と下落に転じた。千葉県は＋2.8%の4,338万円と反転上昇した。埼玉県は－2.6%の4,337万円と2ヵ月連続上昇から反転下落。首都圏全体では横ばい傾向となっている。価格が上昇した東京都と千葉県は、平均土地・建物面積がいずれも縮小した。
●近畿圏
近畿圏（2府4県）の平均価格は、前月比－1.1%の3,802万円と2ヵ月連続上昇から反転下落。主要府県別に見ると、大阪府が－2.2%の3,671万円と再び下落に転じた。兵庫県は＋2.4%の4,323万円で反転上昇。京都府も＋2.0%の3,728万円と反転上昇した。兵庫県や京都府が上昇したものの、大阪府や他県が下落し、近畿圏全体平均ではマイナスに転じた。
●愛知県
愛知県は＋2.9%の3,987万円と連続上昇した。しかし、分譲戸数は依然として大幅な減少が続いている。中部圏全体（4県）を見ても同様で、価格は＋1.7%上昇の3,909万円だが、分譲戸数は－15.2％の減少。
東京都が上昇に転じたものの首都圏平均は僅かに連続下落。近畿圏は大阪府の下落が響いた。中部圏は分譲戸数の2ケタ減少が続く。
●主要都市の平均価格動向
東京23区は前月比＋3.5%の7,122万円と上昇した。都下は－3.1%の4,835万円と連続下落となった。横浜市は－1.1%の4,814万円と再び下落に転じた。川崎市は－8.3%の5,310万円、相模原市は－3.6%の4,401万円といずれも反転下落した。千葉市は－5.2%の4,202万円と反転下落。さいたま市も－2.9%の4,759万円と2ヵ月連続上昇から下落に転じた。
大阪市は－2.2%の4,079万円と反転下落。堺市は－6.3%の3,550万円と大きく上昇した前月から下落に転じた。一方で分譲戸数は大幅な増加が続いている。神戸市は＋5.6%の4,617万円で反転上昇した。京都市は－0.3%の3,832万円と連続の下落。
名古屋市は＋1.7％の4,078万円と連続で上昇した。分譲戸数は減少が続いている。
9月は、首都圏では東京23区、近畿圏では神戸市、中部圏では名古屋市がそれぞれ上昇した。東京23区は5ヵ月ぶりの7,000万円台。分譲戸数の減少はその傾向が一層強まり、前月比で増加したのはさいたま市と堺市のみであった。
●集計の方法
調査対象の条件：①敷地面積50㎡以上～100㎡未満 ②最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内の物件 ③木造 ④土地・建物ともに所有権の物件
対象地域
首都圏：東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県
近畿圏：大阪府 兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県
中部圏：愛知県 岐阜県 三重県 静岡県
赤字はデータ掲出都府県
宮城県と福岡県は供給戸数が少ないため割愛。
本プレスリリースに関するお問い合わせ先︓ （株）東京カンテイ 市場調査部
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