【2023年11⽉発表】新築木造一戸建て住宅平均価格月別推移
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東京カンテイ プレスリリース / 新築一戸建て住宅平均価格 2023年11月9日
主要都市圏・主要都市別／新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移
10月 首都圏の新築一戸建て平均価格は－0.8％の4,494万円 全都県で戸数減少
近畿圏は＋2.8％の3,607万円で反転上昇、中部圏は3,338万円で横ばい
- 首都圏
10月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比－0.8％の4,494万円で反転下落した。都県別では東京都が－1.5％の5,454万円と再び下落に転じた。神奈川県は＋0.9％の4,824万円と連続の上昇。千葉県は＋1.3％の3,724万円と3ヵ月連続下落から上昇に転じた。埼玉県は＋0.4％の3,965万円と連続で上昇した。価格水準の高い東京都が下落に転じたことで、首都圏全体も下落した。分譲戸数は全都県で減少し、特に東京都は前月に続き2ケタの減少である。
- 近畿圏
近畿圏（2府4県）の平均価格は＋2.8％の3,607万円と反転上昇した。主要府県別では、大阪府が＋2.9%の3,878万円と再び上昇に転じた。兵庫県は＋4.4%の3,633万円、京都府は＋7.7%の4,043万円と、いずれも2ヵ月連続下落から上昇に転じている。主要3府県すべてで反転上昇し、近畿圏全体でも3ヵ月ぶりに前月比上昇した。
- 愛知県
愛知県の平均価格は＋1.5%の3,543万円と2ヵ月連続下落から上昇に転じた。中部圏（4県）全体では3,338万円でほぼ横ばい。分譲戸数が愛知県と中部圏ともに減少したほか、平均土地・建物面積も縮小している。
- 宮城県・福岡県
宮城県は－3.6％の3,347万円と反転下落した。前年同月比は＋4.8%とプラスを維持した。
福岡県は＋1.0％の3,483万円と再び上昇に転じた。一方で前年同月比は－1.0％と下げ幅が拡大している。
●主要都市の平均価格動向
東京23区は前月比－11.0%の8,018万円と大きく反転下落。前月は新宿区や大田区で高額事例が見られたが、10月は同区での分譲がなかった。都下は＋1.8%の4,985万円と3ヵ月連続で上昇。戸数は大幅な減少が続く。横浜市は＋0.5%の5,615万円、川崎市は＋1.0%の5,525万円で反転上昇した。
大都市圏は東京23区が大きく反転下落。
相模原市は＋6.4%の4,308万円と反転上昇した。千葉市は＋7.4%の4,051万円と3ヵ月連続下落から反転上昇。さいたま市は＋8.2%の4,771万円と連続上昇した。
郊外3都市は全て上昇し4,000万円台に。
大阪市は－2.9%の4,408万円と連続で下落。堺市は＋7.4%の4,406万円と反転上昇し、前年同月比も＋18.2%と高水準である。神戸市は＋2.7%の3,972万円、京都市は＋26.1%の5,469万円といずれも反転上昇した。
近畿圏主要4都市は大阪市が連続下落。
名古屋市は－2.8%の4,040万円で反転下落。平均土地・建物面積はいずれも縮小。
仙台市は＋2.2%の3,766万円で再び上昇に転じた。
福岡市は－3.4％の4,185万円と反転下落し、前年同月比も－3.3%とマイナスに転じた。
名古屋市は前月比・前年同月比ともに価格が下落した。
●集計の方法
調査対象の条件：①敷地面積100～300㎡の物件 ②最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内の物件 ③木造 ④土地・建物ともに所有権の物件
対象地域
首都圏：東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県
近畿圏：大阪府 兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県
中部圏：愛知県 岐阜県 三重県 静岡県
宮城県 福岡県 赤字はデータ掲出都府県
本プレスリリースに関するお問い合わせ先︓ （株）東京カンテイ 市場調査部
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