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「子どもが独立して家が広すぎる」一人暮らしシニアの悩み

コラム

不動産コラム

「家族団欒、一つのテーブルを皆で囲む」。それは、日本における「理想の家族」の象徴のように考えられてきました。
ですが、多様化する家族形態と核家族化に加え、高齢者の平均寿命が延びたこともあってか、高齢者の一人暮らしが増加し、なんと500万人を超えたとの公表が総務省よりされています。
家族税員が一つのテーブルを囲んで食事したり話をしたりする機会が減っているのではないでしょうか。

充実したセカンドライフ

「マイホームを現役世代時に取得し、長い間汗して働き、住宅ローンを返済していく。
その住宅ローンを返済し終わった後は子どもも独立し、やがて定年を迎え夫婦での二人暮らしが始まる。
そして、心に何か大きな穴が空いてしまったように感じる。」 といった思いの方もいらっしゃるかもしれません。
確かに「セカンドライフの充実」という点を見れば、日本はまだ遅れているのかもしれません。子どもが独立し、定年退職を迎えた後も幸せなセカンドライフを送っている方の事例を通してポイントを考えてみましょう。

ケース1:趣味を楽しむ

まず、65歳で都内に一人暮らしをしていた男性、久賀さん(仮名)の事例を紹介します。
久賀さんは、ご自分の趣味であるスキューバダイビングとテニスを楽しむために、住み替えを決意し、都内の持家を売却しました。
海に程近く、近所にテニスコートもある神奈川の良立地に、新しい住宅をかまえ移り住み、第二の人生を謳歌しています。

この事例におけるポイントは、「ご自分のしたいことがハッキリとしていたこと」です。
物件探しの際の条件や生活に必要な資金も正確に予測できたため、住み替えた後のライフプランをしっかり設計することができました。
セカンドライフ設計においては、「何を重視するのかはっきりさせておくことが重要」だということかも知れませんね。

ケース2:息子家族のそばにいたい

続いての事例は、70歳で東京郊外に一人暮らしをしていた女性、山口さん(仮名)です。
以前から山口さんは、息子さんのご家族と一緒に住みたいと考えており、なかなか決心がつかなかったのですが、
ご自身が70歳の誕生日を迎えたことを契機に、住宅の売却と引っ越しを決意されました。

この事例におけるポイントは、「ご自分の思いだけでなく息子さんご家族の協力があったこと」です。
実際に、物件を売却する際の手続きなど、山口さんご本人だけでは分かりにくいことを息子さんが不動産会社の専門家と一緒になって行ってくれたため、ご満足のいく形で居住物件を売却できました。
セカンドライフ設計においては、「ご家族の理解や協力も必要」になるケースといえるでしょう。

ご自分のライフスタイルや状況に合わせた暮らし方を

セカンドライフが充実する住宅のあり方は、皆さん同じという訳ではありません。
個々の価値観を重視し、ご希望するライフスタイルにあった環境や住まいを手に入れることが重要ではないでしょうか。もし迷われた場合には、ご家族や不動産会社の専門家などに相談してみましょう。