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不動産売却の流れを知って、スムーズに買い替えよう

コラム

不動産コラム

転勤や子どもの成長などでマイホームの買い替えを検討する方も多いようですが、ほとんどの方が初めての経験となるため、買い替えに不安はつきものです。
売却と買い替えを検討する場合、まずは家族で売却の目的や買い替え先の条件、いつまでに売却したいのかなどを話し合い、方向性を統一しておきましょう。
この部分を不明瞭なまま進めてしまうと、家族内で不満が出てきてしまう可能性があるだけでなく、希望がうまく不動産会社に伝わらず、納得のいく売却や買い替えができなくなってしまいます。

売却の流れと買い替えのタイミング

意見がまとまったら、まずはインターネットで無料査定をしたり、同じような条件の物件の販売価格などを事前に確認しておいたりするのもいいかもしれません。
こうしてある程度予備知識を得たら不動産会社に相談し、実際に査定をしてもらいましょう。
この査定はインターネット上の無料査定とは違い、直近の販売事例や不動産会社が培ったノウハウなども加味して行われるため、より現実的な価格として捉えることができます。

査定を終え売却を本格的に進めることになったら、不動産会社と媒介契約を結び販売活動をスタートさせます。
媒介契約には、売却依頼は1社限定、2週間に1回以上売却活動報告をしてくれる「専任媒介契約」、売却依頼は1社限定、1週間に1回以上売却活動報告をしてくれる「専属専任媒介契約」、複数の業者に売却を依頼できるが専任媒介に比べて比較的売却までに時間のかかる「一般媒介契約」の3つのパターンがあります。
地域性やご自分の売却期限などの条件から、どのパターンを選ぶのがいいかを不動産会社と相談して決めていくといいでしょう。

販売活動は、インターネットのホームページや折込チラシなどを利用して行われます。
居住中の場合でも購入希望者が実際に内覧にくる点は念頭に置いておくことが必要です。
こうして様々な販売活動や内覧を通じて買主が決まったら売買契約の締結です。
宅地建物取引士が、売主・買主に重要事項説明をすることになりますが、疑問点は必ず質問し、納得した上で不動産売買契約書に署名や捺印をするようにしましょう。

契約が済んだら、借入金の返済や各種書類の準備などを行い、残代金を受け取り、登記を申請し、買主に所有権移転登記に必要な書類や鍵を引き渡します。
最後に、仲介手数料などを支払って、売却手続きは終了となります。買い替えは、これらと並行して進めていきます。
売却と買い替えのタイミングがずれてしまうと、売却が決まっても買い替え先が決まらない場合は一時的に仮住まいを用意する必要が出てきますし、なかなか売却できない場合は、買い替えの資金が不足してしまうなどの懸念点が出てきます。相談時に、いつまでに売却していつまでに買い替え先で生活を始めたいかを具体的に不動産会社の担当者に伝え、後から困ることがないようにしておきましょう。

不動産会社に相談してスムーズな売却を

不動産の売買について、ある程度の知識をもっておくことは必要となりますが、心配なこと、わからないことは不動産会社に相談しておくと的確な判断をしてもらえます。
スムーズに売却や買い替えを進めるために、是非力になってもらいましょう。