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緑を上手に活用しよう(植栽の剪定・緑のカーテン活用方法)

コラム

不動産コラム

季節の恵みを感じながら、潤いのあるワンランク上の生活をしてみませんか。
緑や花木は気持ちを和ませ、精神的な回復効果もあるといわれており、植物は四季に合わせて快適な住環境を作り出してくれます。
それでは、緑を上手に活用して快適な生活やエコな暮らしを実現するためのポイントを紹介しましょう

植物が持つ自然の力を利用して室温を調整しましょう

快適な暮らしに活用したいのが庭の緑。植栽の種類と配置の仕方を工夫します。
庭のどの方向から風が吹いてくるのかをチェックして、風が入り込むポイントには高い木ではなく低い植物を植えて、風の通り道を作ります。
また、日当りがいい南側には広葉樹を植えます。広葉樹は、夏は葉が茂り日光を遮って室温の上昇を抑えてくれます。
冬になると葉が枯れ落ちて枝だけになり、日差しが部屋の奥へと差し込みます。このように自然の力を利用して室温調節をすることができます。

植栽の剪定もポイントです。
植栽の剪定には成長した木々の見た目を整えるだけでなく、日照や風通しをよくして病害虫を防ぎ、健全に育成できる環境を確保するといった効果もあります。
植栽の品種を選ぶ際は、夏の日差しも考慮しましょう。
暑すぎても花がしおれてしまったり葉が日焼けしてしまったりするので、日差しに強い品種を選ぶとよいでしょう。
また、剪定の方法を間違えると枯らしてしまうこともあります。ツツジやヒバなど、初心者でも剪定しやすい種類を取り入れることをおすすめします。

そして、夏の暑さをしのぐために活用したいのが緑のカーテン。
夏になって植物が成長するとカーテンのようになり、日差しを遮って、室温上昇を抑制する効果をもたらします。
設置方法は簡単です。
地面に支柱を立て上部は物干し竿を利用して強風にも耐えられるようにネットを固定します。ネットは約70度の傾斜をつけておきましょう。

プランターはネットの内側に配置し、種や苗木を植えます。
成長してくるとつるが伸びてきますので、そのつるをネットに絡ませて成形していきます。
緑のカーテンは効果が出やすいよう窓から近い場所に設置するため、虫がつきにくい植物を選ぶとよいでしょう。
花であれば、朝顔は虫がつきにくく手入れも楽なので人気ですし、つぼみの形がかたつむりに似ているスネールフラワーも初心者向きです。

そのほかに実をつけるつる性の植物では、ゴーヤーがおすすめ。
虫がつきにくく育てやすい上、実を収穫して食べるという楽しみもあります。
同じくヘチマも収穫後にたわしとして利用できます。

手間がかからないおしゃれな植物をインテリアに取り入れましょう

インテリアにも緑を取り入れることで涼を感じることができたり、癒しを感じることができたりします。
室内には観葉植物を置くのが定番でしたが、最近では個性的な形と愛らしさを持つ多肉植物が人気。
水やりの回数が少ないため手間がかかりません。また、空気を食べて生きるエアープランツもおしゃれで人気のインテリアアイテムです。

自然を感じながら涼を得ることは節電効果が期待できるだけでなく、心豊かな暮らしにつながります。緑をうまく生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。