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マンション選びはここをチェック

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小規模から大規模まで多種多様!チェックポイントを目安に選びましょう

マンションといっても低層の小規模なものからタワーマンションといった大規模なものまで様々です。
マンションを購入することに決めた場合でも、建物の形状や周辺環境もそれぞれなので、どんなマンションや住戸を選べばいいのか迷っている方もいるのでは?
そんな方のために集合住宅ならではのチェックポイントを中心にご紹介します。

ハード面とソフト面のチェックポイント

まず、住みたい地域、沿線や最寄り駅、家族の通勤や通学も考慮していくつか候補地を選出しましょう。
次にその地域の周辺環境を検討します。建物の高さはその土地に定められた用途によって決められており、閑静な住宅地は第一種低層住居専用地区といって10m(または12m)までの建物を建築することが可能です。
駅周辺や大通りに面しているといった商業地域は約20mまでの建物の建築が可能と定められています。
閑静な住宅地がよいのか、それとも商業施設もあって駅から近いといった、利便性を選ぶのか、あらかじめ条件を決めておきましょう。

住み続けるだけでなく、ライフスタイルの変化などで将来売却したり貸し出したりすることを考えた場合、立地条件は資産価値につながります。
最寄り駅から徒歩10分以内で、かつそれが快速や急行が停車する駅の場合、比較的資産価値が高くなります。
現在のライフスタイルにこだわるだけでなく、長い目で見て資産価値が高い物件を選ぶと満足度が高くなるでしょう。

次に、ハード面(建物)をチェックします。
一般的に同一物件内であれば最上階の価格が高く、下層階に近づくほど安くなります。
さらに、角部屋になると価格が上がり、間取りも広ければ広いほうが高額になります。
高層階は景色もよく快適ですが、エントランスとの行き来に時間がかかるというデメリットもあるので、エレベーターの設置数や速度も調べておきましょう。
下層階の場合は価格が抑えめという点で資産価値的にはデメリットを感じるかもしれませんが、1階の場合は下階がないので、小さなお子様がいるご家庭には向いています。
駐車場や駐輪場、宅配ボックスやダストボックス、集会室、防災のための備蓄倉庫、躯体の耐震・免震設備などの共用部分も、細かくチェックしましょう。

一方ソフト面(管理体制)についてですが、マンションには所有者で組織された管理組合があり、住人同士の協力のもと運営されています。
清掃や設備の点検などの管理業務は管理組合がほとんどの場合管理会社に委託していますので、管理業務内容もチェックします。
そしてこれらにかかる費用です。住宅ローンの他に、毎月管理費と10年を目安に実施される大規模修繕のための修繕費を支払いますので、修繕計画と金額を確認しておきます。
東日本大震災後は、管理体制に防災対策を取り入れているマンションが増えています。安全な暮らしを送るためにも確認しておきましょう。

引っ越しした後にトラブルにならないために事前確認は必須

マンションは集合住宅です。
共用部分には私物を置かない、洗濯物は見えないように干すなど、一戸建てにはないルールが存在します。
快適な生活を送るためにも住人ひとりひとりがルールを守る必要があります。
いざ引っ越してから困ったことが起こらないよう、気になることは購入前にチェックし、クリアにしておくことが大切です。