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家の購入に頭金はどのくらい必要?効率よく頭金を準備するヒント

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家の購入に頭金はどのくらい必要?効率よく頭金を準備するヒント

新型コロナウイルスの影響で在宅時間が増えたことにより、家の在り方にフォーカスしたという方も多いかもしれません。家族が安心できる場所として家を購入したくても、経済が変動しやすい最中、それは容易ではありません。多くの場合、住宅ローンの利用を考えるかと思いますが、毎月安定して返済していくためには頭金の有無が重要になります。

頭金はどのくらいあればいいのでしょうか?

今回は頭金のおおよその目安、効率良く準備をするヒントについてご紹介いたします。

■家の購入に必要な費用

家の購入する際には高額な出費が必要となります。家の購入に必要な費用について解説していきます。

・頭金

家を購入する際に全額を一括前払いで支払うことはもちろん可能ですが、まとまった金額を用意できない人が多数です。住宅ローンを組むことになりますが、その際には頭金や手付金が必要となります。

住宅ローンの頭金とは、住宅購入金額(総額)のうち、あらかじめ準備した自己資金で契約当初に支払う金額のことです。

住宅ローンは他の一般的な買い物などと違い、10年~35年といった長期間にわたる借入期間が設定されるため、元金だけでなく利息も大きな金額となります。

このため、頭金は多ければ多いほど利息を含む住宅ローンの総支払額を少なくすることが可能となります。

・手付金との違い

手付金は売買契約を締結する際に、買い手が売り手に対して契約の履行を約束するために購入代金の一部として支払うお金で、一種の保証金です。手付金の相場は、住宅購入代金の5~10%程度が一般的とされています。

買い主が売買契約後に契約を解約する場合は、一旦支払った手付金を違約金として放棄しなければなりません。売り主が契約を解除する場合は、手付金の倍額を買い主に支払う必要があります。

・諸費用

住宅購入に際しては、上述した頭金や手付金以外にも、様々な諸費用が必要となります。

諸費用の主な項目は、印紙税、登記費用、不動産取得税、仲介手数料、火災保険料などが挙げられます。

諸費用の合計は、新築物件の場合は合計価格の3~7%前後、中古物件の場合は6~10%前後が目安とされています。

■頭金はどのくらい必要?

家の購入において住宅ローンを組むにあたり重要なのが頭金です。

準備しておくべき頭金の金額などについて解説します。

・頭金の平均額

住宅金融支援機構が発表している「2019年度フラット35利用者調査」によれば、住宅種別ごとの資金調達内訳における頭金の平均額は次のとおりです。

注文住宅

621.9万円(18.0%)

土地付注文住宅

443.2万円(10.4%)

建売住宅

282.4万円(8.1 %)

マンション

736.2万円(16.3 %)

中古戸建

209.0万円(8.1 %)

中古マンション

352.1万円(11.3%)

( )内の数字は、資金調達内訳における頭金の割合

住宅種別によって金額に差異がありますが、概ね購入価格の10%~20%程を頭金として準備することが望ましいことがわかります。

・頭金は多い方がいい?

頭金は多ければ多いほど、支払利息を削減できるメリットがあります。

準備する頭金の金額は、数百万円から1,000万円を超える場合もありますが、当面使わない資金に余裕がある場合は、購入後の支払利息を削減するためにも住宅購入の頭金に充当することを検討してみるのも良いでしょう。

・頭金の額は建物によって異なる

先程、頭金の平均額でお伝えしたように、住宅種別によって準備する頭金の額は異なります。

検討している家の総額や自身の年収から、「毎月どれくらい頭金として貯蓄できるのか」「いつまでに貯めるのか」を計算する必要があります。

住宅ローンの返済を無理なく続けるためは、計画的に頭金を貯めていくことが大切です。

■頭金を準備する時の考え方

頭金を準備する際に考えておくべきポイントについて解説します。

・家は購入後がスタート地点だと捉える

住宅を購入したら、その後に住宅ローンの返済が始まります。

住宅ローンの返済は家を買ってから返済終了まで毎月行う必要があり、返済期間も最長35年と長期間にわたる上に、維持・管理費用も付随して必要となります。

家を維持するためには、購入後がスタート地点という意識が大切です。

・頭金がなくても家は購入できる?

低金利の状況ならトータルの返済額が抑えられるため、住宅ローンが組みやすくなります。

貸し手である金融機関も住宅ローンの融資に積極的になっているため、条件によっては頭金なしで物件価格の100%をローンで組める場合もあります。ですが、結局は多額の借金を背負うわけですから、後先を考えずに住宅ローンを組むのは危険です。

将来の人生設計を含め、長期にわたって返済ができるかどうか検討することが大切です。

・効率よく頭金を用意するには?

住宅購入に際して準備すべき頭金ですが、自己資金だけで対応するのが難しい場合もあります。

こうした際には、長期にわたり財形貯蓄などの蓄えを実施したり、両親など近親者の理解と支援を得て資金援助を受けたり、また、毎月の保険料を見直して住宅資金に転換するなどの工夫も必要です。

家を購入するには、ごく一部の例外を除けば、長期にわたる住宅ローンを組んで対応するのが一般的です。

その際に必要となる頭金や手付金・諸費用や、購入後の住宅ローン返済計画などについて、しっかりと計画を立て、無理のない状況で実行することが大切です。

※本コラムの内容は令和3年2月25日現在の法令等にもとづいております。年度の途中に新税制が成立した場合や、税制等が変更されるケースもありますのでご了承ください。 また、詳細について知りたい方は、お近くの税務署や税理士などにご確認ください。