中古マンションや一戸建て、土地など不動産の売買は住友林業ホームサービスの「すみなび」

住友林業ホームサービス株式会社

中古マンションはリノベーション人気が高い!?中古不動産を購入するメリットと選び方

コラム

不動産コラム

中古マンションはリノベーション人気が高い!?中古不動産を購入するメリットと選び方

同じ立地や間取りの不動産購入であっても、新築と中古では売値に差があります。最近は中古マンションを購入してリノベーションをすることで、新築のような物件に費用を抑えて暮らす方法が人気です。中古不動産を購入してリノベーションをするメリットには何があるのでしょうか。

今回は中古マンションの購入とリノベーションのメリットと物件の選び方についてご紹介いたします。

■中古マンションを購入してリノベーションをするメリット

中古マンションを購入してリノベーションするメリットを5つ紹介します。

・新築マンションに比べてコストが低い

中古マンションは新築マンションよりも安く購入できる場合が多いため、費用を抑えたい方におすすめです。2021年9月データ(※新築マンション:不動産経済研究所調べ、中古マンション:東日本不動産流通機構調べ)では首都圏の新築平均価格は6,584万円、中古平均価格は3,644万円となりました。

物件価格を抑えた分をリノベーションに充てても、新築マンションよりも安く済む場合が多いため、新築のようなきれいな環境で暮らすことができます。

・資産価値が下がりにくい物件を選べる

新築マンションの価格は、一般的に土地の仕入価格と建物の建築費で決まりますが、需要のあるエリアであれば、土地価格は下落せず、中古マンションとしての価値も下がりにくいと言えます。

また立地に加えて、築年数や間取り、階数、眺望なども価値の増減に影響を与えます。

将来賃貸や売却することを考えている場合は、上記の視点で物件探しを行えば、物件価値を長く保てる物件が購入できるかもしれません。

・管理状態の確認が可能

中古マンションの場合、不動産仲介会社に依頼すれば管理状態を確認することも可能です。

特に、修繕積立金の総額や修繕履歴、長期修繕計画などが確認できるのは大きなメリットです。

外壁塗装工事や給排水設備などの修繕工事の予定がある中古マンションは管理が行き届いており、長期間安心して暮らせるでしょう。

・周辺環境の確認がしやすい

新築のマンションを購入する場合は、モデルルームで部屋の確認をします。そのため、周辺環境の確認までは把握できません。

その点、中古マンションにはすでに人が住んでいるため、近隣住民の雰囲気や騒音、治安状況などの確認がしやすいメリットがあります。

内見の際には窓を開けて騒音やにおいが気にならないかを確認し、マンション周辺を歩いて街灯の数や人通りの多さなどを確認するとよいでしょう。

・自分に合わせた住宅にできる

中古マンションでは、ライフスタイルに合わせて間取りの変更や設備の交換などができます。

3LDKを1LDKや2LDKに、バスルームの浴槽を取り除いてシャワーだけにするなどのリノベーションが可能です。

内装のデザインや間取りなどを自由自在にアレンジできる点は、暮らしやすさやデザインにこだわりたい方にとっては嬉しいポイントでしょう。

■中古マンションの選び方

A「中古マンションの種類が多すぎてどこを選べばいいかわからないよ!」

B「ポイントに絞って探すと見つけやすくなりますよ。」

・築年数について

一般的に築年数が20年以上の中古マンションのほうが、20年以下の中古マンションよりも安く購入できます。

しかし、物件購入時の費用だけで購入を決定するのはあまりおすすめできません。

・リノベーションにかかる費用もあらかじめ把握しておく

物件の状態によっては想定外の改装が必要となる場合もあります。リノベーションにかかる費用の把握は、予算の抑制につながります。

壁紙や床の張り替え程度の見積もりは比較的簡単ですが、間取り変更や水回りのリノベーションなどの大がかりな工事をする場合の費用や内訳は、こだわりや導入設備によって大きく異なります。

工事の範囲や導入したい設備などを決めて見積もりを取るとスムーズでしょう。

・立地条件

立地条件のよいマンションは実際に住むときに住みやすいだけではなく、マンション価値の維持にもつながります。

立地条件がよいところほどマンションの価値も高い傾向にあるので、将来売却を予定している場合には立地条件のよさにも注目しましょう。

・内見は部屋の中以外もチェック

中古マンションを内見する際は、部屋の中以外のチェックも行うようにしましょう。

部屋の中はリノベーションできますが、共用部分や周辺環境の変更はできないため、購入後に後悔しないためにもよく確認しておく必要があります。

共用部分にはゴミが落ちていないか、ゴミ置き場はきれいに使われているかなどを確認しましょう。

・リノベーションやリフォームについて

一部の中古マンションでは、リノベーションやリフォームの制限を設けている場合もあります。

特に水回りは、配管の関係でリノベーションできないこともあるため注意が必要です。

大規模なリノベーションを考えている際は、好みの住宅とするためにもマンション購入前に管理規約に目を通しておきましょう。

■まとめ

中古マンションのリノベーションは、新築マンションを買うよりも費用を安く抑えられたり自由に内装を変えられたりなどのメリットがあります。中古マンションを選ぶ際は、築年数や立地条件、周辺環境など、変えられない部分に注目をするとよい物件が見つかるはずです。