【2025年9⽉発表】中古木造一戸建て住宅平均価格月別推移
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東京カンテイ プレスリリース / 中古木造一戸建て住宅平均価格 2025年9月9日
主要都市圏・主要都市別/中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移
8月 首都圏の中古一戸建て平均価格は前月比+2.5%の4,084万円 23区は4ヵ月ぶり下落
近畿圏は+1.1%の2,969万円、中部圏は+2.7%の2,573万円といずれも上昇
- 首都圏
8月の首都圏中古一戸建て住宅価格は、前月比+2.5%の4,084万円と3ヵ月ぶりに上昇した。東京都は-4.9%の6,307万円と下落。前年同月比も縮小している。神奈川県は+9.7%の4,468万円と大きく上昇。平均築年が1年以上若返った。千葉県は-0.3%の2,893万円と下落が続いた。埼玉県は平均築年が1年以上若返ったものの、-0.9%の2,814万円と3ヵ月連続で下落した。
- 近畿圏
近畿圏(2府4県)の平均価格は、前月比で+1.1%の2,969万円と上昇した。主要府県では、大阪府が+6.8%の3,366万円と上昇。前月からの反動もあり平均築年は2年以上若返った。前年同月も上回った。兵庫県は+1.0%の2,854万円と上昇。京都府は-0.1%の4,202万円と3ヵ月ぶりに下落した。4,000万円台が継続し、前年同月比も引き続き高い水準にある。
- 愛知県
愛知県は+3.7%の3,116万円と3ヵ月ぶりに上昇した。前年同月比では、築古化している一方で価格が小幅ながらプラスとなっている。中部圏(4県)全体では+2.7%の2,573万円と上昇した。前年同月比を見ると平均築年が+2.5年であり、価格は下回っている。
- 宮城県・福岡県
宮城県は+7.4%の2,906万円と連続で上昇した。特に前年同月比で築浅化が見られ、価格水準も高まっている。福岡県は前月の反動などから+9.1%の2,550万円と大きく上昇した。

●主要都市の平均価格動向
東京23区は前月比-14.6%の10,227万円と4ヵ月ぶりに下落した。都下は+1.6%の4,424万円と上昇が続いた。横浜市は+9.3%の5,366万円と大きく上昇。特に平均土地面積が前月比・前年同月比ともに拡大している。川崎市は+18.9%の5,556万円と3ヵ月ぶりに上昇した。相模原市は-2.8%の3,384万円と4ヵ月ぶりの下落。千葉市は-8.4%の2,953万円と築古化などにより下落した。さいたま市は+8.6%の3,953万円と3ヵ月ぶりの上昇。
東京23区は築古化のほか平均土地・建物面積の縮小も要因と見られる。
大阪市は-3.2%の5,488万円と3ヵ月連続で下落した。堺市は+0.6%の2,935万円、神戸市は+4.6%の2,741万円と上昇。京都市は-2.2%の6,340万円と下落した。
堺市は引き続き3,000万円を下回った。
名古屋市は-1.0%の4,079万円と下落したが、4,000万円台は維持した。
仙台市は+16.4%の3,640万円と大きく上昇。福岡市は+7.2%の4,086万円で4ヵ月ぶりの上昇となった。
●集計の方法
調査対象の条件:①敷地面積100~300㎡の物件 ②最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内の物件 ③木造 ④土地・建物ともに所有権の物件
対象地域
首都圏:東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県
近畿圏:大阪府 兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県
中部圏:愛知県 岐阜県 三重県 静岡県
宮城県 福岡県 赤字はデータ掲出都府県
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本プレスリリースに関するお問い合わせ先︓ (株)東京カンテイ 市場調査部
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